俺の雫(しずく)No.11 3月3日その後

      2017/03/14

orenosizuku

あの日仕込んだ醤油があんなことになるなんて、俺たちはまだ知らない

ナチュラル男子の「俺」「しょうゆ」をつくるノンフィクション。

 

前回まで。

「俺の雫(しずく)」はじまって以来の大事件。
「息子の雫(しずく)」爆破事件は、一応の終止符が打たれた。

「俺の雫(しずく)」は爆発をまぬがれた。
しかし、「息子の雫(しずく)」は……。

はたして、息子はこの悲しみを乗り越えることができるのだろうか?

 

「悲しみよ、こんにちは」 「めんぼう(麺棒)よ、さようなら」

 

「俺の雫(しずく)」は第一章を終え、第二章を迎えるエピローグが始まる。

 

 

 

 

2016年3月3日その後

 

 

 

「俺の雫(しずく)」がはじまって約3ヶ月。

これほどまでにセンシティブな問題はなかった。

 

 

 

そう、

息子はすでに、爆破された「息子の雫(しずく)」を目にしている。

 

 

息子は、「怒り」に支配されて暴れた、

そして、「悲しみ」にまかせて泣きじゃくり、

最後は、「疲れ」に包まれて床に就いた。

 

 

 

 

かける言葉が見つからない……。

 

 

 

 

「俺の雫(しずく)」と「息子の雫(しずく)」

 

「蔵の雫」と同じ原材料。

自然栽培天然菌による、お醤油の手作りキット。

希少な手作りキットに、アゲアゲ(ごきげん)になった「俺たち」。

息子は「めんぼう(麺棒)」片手に、意気揚々と「雫(しずく)」たちを混ぜ続けた。
親バカと言われるかもしれないが、それはそれは健気(けなげ)で真っ直ぐだった。

 

 

 

 

ど~したものか……。

 

 

 

 

(゜・゜*)考え中。。。

 

 

 

 

 

う~ん。今回ばかりは「俺」の妄想力も無力だ。

 

 

 

 

決めた!

 

 

 

 

No Plan でいこう。

 

 

 

 

余計な小細工はナシ!!!

出たとこ勝負で、息子との会話を楽しむことにしよう!

 

 

 

 


 

爆破事件翌日の会話

 

 

 

 

俺:「おはよ~しゅうまん」

※しゅうまん:息子のあだ名

 

 

息子:「お醤油が……」

 

 

 

 

(おっと~)

(寝ぼけることもなく)

(朝の挨拶もスルーして)

(いきなりの本題)

 

 

キターーーーっ!!

Ww(゜o゜)wW

 

 

 

 

息子:「お醤油が爆発した」

 

 

…………。

 

 

俺:「うん」「昨日の夜見たよ」

 

 

 

息子:「……」

 

 

 

俺:「俺がいけなかったんだよ。説明書ちゃんと読まなかったし……」

 

 

 

息子:「……」

(徐々に涙ぐむ)

 

 

 

俺:「しゅうまんは、何にも悪くないんだよ」

俺:「自然のモノには、こういうことはよくあるよ」

 

 

 

 

息子:「……」

 

 

 

 

俺:「お野菜だって、いっぱい実がなるときもあるし、台風でダメになっちゃうときもあるよ」

 

 

 

 

息子:「……」

 

 

 

(ヤバいな……)

(早々に奥の手を出そう)

 

 

 

俺:「俺の……」「お醤油あげようか……?」

 

 

 

 

さて、ここで問題です!

 

クイズ「俺の息子」 

(下ネタではありません)

 

 

 

3ヶ月にわたり、自然栽培と天然菌によるお醤油を育ててきた息子(5歳)。
息子が育ててきたお醤油は、「息子の雫(しずく)」と名付けられた。
「息子の雫(しずく)」は、お醤油になる前に瓶が割れてしまう。

一方、「俺」が育てているお醤油「俺の雫(しずく)」は、健やかに成長している。

息子のご機嫌は斜め45度。
困り果てた「俺」は、早々に切り札を投入する。

切り札とは「俺の雫(しずく)」を息子へと献上することだ。

 

 

Question:

以下の問いかけに対する、息子の反応をえらべ!

 

俺:「俺の……」「お醤油あげようか……?」

 

 

 

※いしまん:「俺」のあだ名

 

Answer:

「いしまんのお醤油だよ? いいの? ありがとう!!」

 

Answer:

「いいの? じゃあ、半分っこにしようよ!!」

 

Answer:

「いしまんのお醤油だから貰えないよ。もう大丈夫だよ」

 

Answer:

「お醤油のかわりに、おもちゃ買って!!」

 

Answer:

「いらない! (お醤油)もう一回買ってきて!!」

 

 

 

 

 

 

 

Answer:

「いしまんのお醤油も、爆発してしまえーーーーーー!!!!」※悪魔の形相で……。

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

答え合わせは、しません。

 

 

 

 

だって、答え合わせしちゃったら

日本人の「俺」だって、言いたくなるね!!

 

 

 

 

オ~ゥ!

ジーザス!!

(>_< )!!!!!

 

 

子どもの純粋さや素直さは、時として残酷だ。

あなたも子供のころの記憶を辿れば、多少なり経験があるはずだ。

そうやって少しずつ、大人の階段を上っていくのだろう……。

 

 

 

 

「息子」よ。

 

おおきくなれ!

 

そして

 

ネタを提供してくれてありがとう。

 

次号からは、「俺」の実力で頑張るからな!

 

 

 

Thank you for your kindness

Thank you for your tenderness

Thank you for your smile

Thank you for your love

Thank you for your everything

さよならのかわりに

 

山口百恵さん 「さよならの向こう側」より

 

 

 

息子は

使い込んだ「めんぼう(麺棒)」をテーブルにそっと置き

静かに、「俺の雫(しずく)」へと歩みを進ませた。

 

「俺」は傍らにあった「菜箸(さいばし)」を手渡す。

 

息子は左手で「菜箸(さいばし)」を受け取り

ゆっくりと「俺の雫(しずく)」を混ぜはじめるのだった……。

 

 

 

「俺の雫(しずく)」 第一章

あの日仕込んだ醤油があんなことになるなんて、俺たちはまだ知らない

 

 

 

 

 

 

 

 

次号からサブタイトルが変わる。

 

 

 

 

「俺の雫(しずく)」 第二章

「俺の雫(しずく)」の泡の声、諸行無常の響きあり。
「俺の雫(しずく)」の変遷は、因果応報、正に示さん。

 

 

※諸行無常(しょぎょうむじょう):あらゆるものは刹那(せつな)の間にも変化をくり返しているということ。
※因果応報(いんがおうほう):行いに応じて、その報いがあるということ。

 

 

 

この時、俺は妄想していた

第二章では、妄想を自粛して

知的な「俺」を、前面に出そうと……。

しかし、

「俺」の妄想はとどまることを知らなかった。

 

 

 

「蔵の雫(しずく)」に追いつけ! 追い越せ!!

新章突入! 俺の雫(しずく)4月4日

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